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シャッターのメンテナンスは簡単なものであれば個人でもできますが、修理となると特別な工具やスキルが必要になるので、必ずしも個人でシャッター修理ができるとは限りません。
シャッターレールがはずれた場合
シャッターの開閉をしていると、スライドさせるレールの部分が外れてしまうことがあります。レールが外れてしまった時はすぐに動かすのを止めて、マイナスドライバーなどでてこの原理を使って元の状態に戻すことはできます。
ただし、レールの部分で折れてしまったり、外れてしまったりすることがあるので、下手に力だけで修理すると余計に修理費用がかかることになるので注意しましょう。レールから外れてしまうトラブルは比較的多く、一部外れるだけなので、元に戻せればそこまで修理は難しくありません。
レールが外れる時は、既にレールのガイド部分が曲がっている可能性があるので、歪みがある部分をメンテナンス時にプロに改修してもらいましょう。
日頃の錆取りは意外と大切
シャッターのスライド部分や巻取り部分のカバーなどに錆ができている場合には、カバー内部にもサビができている可能性が高いです。そのため、サビが見つかったら早めに掃除をして、サビが悪化していかないようにする必要があります。サビがひどくなるとシャッターを巻き取るためのチェーンも錆びて破損するので修理がより難しくなります。
チェーンが壊れると、破損したチェーンのパーツのせいで他の部分にも故障の影響が出るため、壊れる前に修理したほうがコストを抑えられます。サビの発生は、機械にとっては特に気をつけておかないといけないことなので油断しないでメンテナンスをしてください。
ネジの緩みにも気をつけて
シャッターカバーやレールガイドなどでネジが緩んでいるとそこから歪みが大きくなってしまいます。早めにネジをしっかり締め直しておけば安定してシャッターは動いてくれますが、普段目視で確認しないでいると、ネジの緩みにも気づかずにシャッターの異常が悪化してしまいます。 緩みや劣化は特に気をつけて、日頃からチェックするようにしてください。最低でも3ヶ月に1回は全体的にチェックをして、細かい所に問題が起きていないか、毎回同じ部分のネジが緩んでいないか確かめるようにしましょう。
まとめ
シャッター修理は個人でやるのは難しいですが、最低限ネジの締め直しやサビ取り、レールの歪み修理など、できる所は個人でやって余計な修理費用がかからないようにしましょう。